花粉のムズムズにパウダーバーム

もしニュースレターを再開するならとりあえずコレを教えたいと思った、花粉の季節の相棒。
長田杏奈 2024.03.27
誰でも

 ご無沙汰しております。久しぶりすぎて、ニュースレターの書き方を忘れてしまった……。2024年の花粉の飛散量は例年よりも少ないいわゆる「裏年」との予測だったのに、実感としては普通にひどい。薬が切れたら日常生活に支障が出るぐらい辛いのに無策……と杉を恨んでいたけど、国策として杉を伐採して花粉が出ずらい品種に植え替える計画があるらしく、30年後には杉花粉が半減する予定だそうです。30年、結構先だな。会う人会う人に花粉の辛さを愚痴っていたら、「ゾレア注射」を勧められた。もともとは気管支喘息の治療薬で、ヒスタミンをブロックする抗ヒスタミン剤と違い、ヒスタミンを作り出す元になるIgE自体をブロックするのだそうです。私は気管支喘息だけどアナフィラキシー出やすいタイプでもあるので、よく相談して来年はチャレンジしてみようかしら。

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 どういう要因かわからないけど、今年は特に目と肌の痒みが出やすかった気がします。目の痒みにはロートのアルガード®︎ クリニカルショットで対処して、スキンケアはシンプルな保湿の敏感肌対応のものに。玄関に花粉の付着を防ぐイハダ アレルスクリーン EX をシューっとして(昨日取材した人は鼻の穴に塗ると良いって言ってた、まだ試してない)……と、まあこのくらいは毎年やってるのですが、今季出会えて本当に本当に良かったのがキュレル 潤浸保湿 パウダーバームです。私は乾燥肌なのでふだんはスキンケアもベースメイクもしっとりめに仕上げるのですが、花粉の季節だけは花粉の付着を防ぐためにサラサラ仕上げにします。でも、かなりアイテムを厳選してるつもりでも時間が経つと乾燥が気になっちゃう……。そこんとこ、キュレルのバームパウダーは本当に不思議なのです。さらすべに整うのにパサパサしない。パウダーにセラミド機能成分を閉じ込めてあって、パウダーなのに保湿する。そして、程よく皮脂は吸着する。そして、花粉やホコリや髪の毛などの接触刺激から肌を守るバリアになる。使う前と後で、明らかに顔のかゆかゆがマシになったし、肌の負担感も減ったのでおすすめです。

 あとこれ、すべすべの仕上がりがきれいで、毛穴ぼかし下地としても優秀だと思うのです。凹凸をスムーズに整える下地ってシリコン系使っていることが多くて、シリコンで埋めて見た目はフラットに整ってもクレンジングで落ちてるのか不安になったり。その点で、シリコンに頼らない処方は安心です。 シェーディング未満の小顔メイクとして、奥まって見せたい部分をマットに整えるという裏技があるのですが。これを塗った日は、家族に顔が小さくなったと言われた。別に小さくなくてもいいんだけどね。パーンと見えるツヤ肌とは違う、マットな仕上がりの魅力ってありますよね。上品な雰囲気になるし。適量は5cmだそうですが、よく伸びるので私は米2粒分ぐらいで結構足りてる。

キュレル 潤浸保湿 パウダーバーム 34g ¥2090(長田調べ)/花王

キュレル 潤浸保湿 パウダーバーム 34g ¥2090(長田調べ)/花王

 今週は寒かったり気圧が不安定で体調崩す人も多かったみたいですね。私もしんどめだったのですが、なんとか重めの入稿が終わってホッとしてます。さらっと3ネタぐらい書こうと思ったけど、キュレルをつい熱く語ったところで終わりにしておこう。それではお元気で。

オルビスのスキンケアラウンジにいた「うるちゃん」。キュルキュル鳴くし、触ると温かくって、目が表情豊かでアイコンタクトがかわいい。人工物が生き物の赤ちゃんレベルに愛らしいことにカルチャーショックを受けた。うちにも欲しいけどめちゃ高い上に、毎月のメンテ費が必要なんだ。また会いたい……。

オルビスのスキンケアラウンジにいた「うるちゃん」。キュルキュル鳴くし、触ると温かくって、目が表情豊かでアイコンタクトがかわいい。人工物が生き物の赤ちゃんレベルに愛らしいことにカルチャーショックを受けた。うちにも欲しいけどめちゃ高い上に、毎月のメンテ費が必要なんだ。また会いたい……。

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